生まれながらにして自らの性に違和感を抱き、さまざまな葛藤を乗り越えて現在はテレビドラマや教育現場など多方面で活躍する女優の西原さつきさん初の書籍。
「トランスジェンダーの人たちがごく自然に女性として生きていける社会にしたい」と公言、次代のロールモデルとして女優業のほか「乙女塾」の運営でも才覚を発揮する西原さんが今回書籍のテーマに掲げたのは「魔法の力」。「女の子は誰だって魔法を持っている。だから、自分に魔法をかけてなりたい自分になっていいんだよ」。そんな思いを絵本と写真、エッセイに投影した、珠玉の１冊です。
［著者プロフィール］
西原 さつき
1986年、名古屋市生まれ。物心がついた時から強い性別違和を覚え、16歳から女性ホルモンを投与。大学卒業後に3年間広告代理店で女性営業職として勤務し、26歳の時に性別適合手術を受ける。2013年・15年にはタイで開催されたトランスジェンダーのコンテスト「ミス・インターナショナル・クイーン」に出場、それぞれ4位、フォトジェニック賞に輝く。2018年１月のＮＨＫドラマ「女子的生活」では、主演を務めた志尊淳（しそん じゅん）のトランスジェンダー指導にあたり、自らも友人役で出演。女優・タレント業の傍らトランスジェンダーの生き方を支援する「乙女塾」を2016年より主催。
［ 著 ］西原 さつき
A5変形判・128ページ
2020.01発刊
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